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この度、弊社で太陽光発電設備を設置させていただきましたメイラ株式会社様の導入事例を紹介させていただきます。
メイラ株式会社様は2022年に182.4kWの太陽光発電設備を関第三工場様に導入していただいております。今回は関第四工場様への導入となります。
1.工事概要
メイラ株式会社 関第四工場様
お客様の業種 | 製造業 |
所在地 | 岐阜県関市 |
設置場所 | 工場の屋根上 |
プラン | 自家消費型 |
設置パネル容量 | 250.38kW |
パネルメーカー | ロンジ |
電気代削減額 | 約750万円/年 |
投資回収年数 | 8.8年 |
CO2削減量 | 136.6CO2・ton/年 |
2.今回の工事の特徴
(1)補助金の活用
環境省のストレージパリティ補助金を活用しました。2022年に関第三工場においてもこの補助金を活用しております。EPC事業においてこの補助金の採択率は決して高くはなく、同じ施設で2回連続して採択されることは非常に珍しいようです。
(2)エントランスにモニターを設置
前回の太陽光発電設備の設置時には、事務室のPC及び工場内のモニターでの「見える化」を行いました。今回は工場に来られたお客様にも見ていただけるよう、エントランスに専用モニターを設置しました。太陽光の発電及び電力の使用状況をグラフで見ることができようになっています。

(3)メンテナンス性を重視したパネル配置
前回の工事では発電量の確保を優先し、パネルとパネルの間をなるべく開けずに配置しておりました。今回はメンテナンス性を重視し、2列ごとに間隔(30cm程度)を確保しました。これにより、パネルの清掃や交換等の作業を効率的に行うことが可能となりました。

3.お客様の声
グローバル資材部 設備保全課 小林課長様にインタビューさせていただきました。
Q.メイラ株式会社様の事業内容と太陽光発電を導入したきっかけを教えてください
弊社は自動車、航空・宇宙、医療の各分野で、高強度・高品質なボルトや精密加工部品を開発から一貫生産、販売する企業です。
国の定める2050年カーボンニュートラル達成に向け、社内で2030年までに製造の際に排出されるCO2排出を46%削減するプロジェクトが発足し脱炭素化を進める中で、太陽光発電設備を導入することになりました。
2022年には関第三工場への太陽光発電設備を導入しております。シミュレーションに近い形での導入効果が得られたため、第四工場にも設置することを決めました。
第四工場は導入間もないですが、現在順調に電気料金の削減ができています。
Q.今回の太陽光発電設備に伴って良かったことは何ですか?
前回に引き続き補助金申請のサポートをしていただき無事に採択されました。採択される会社が少ないようですが、補助金を活用することで初期費用を抑えることができ良かったです。
また、太陽光発電設備の発電状況を工場入口に設置したモニターに写し来場された方々に見ていただくとともに、ホームページにも掲載することで、脱炭素への取り組みを外部へアピールすることができております。
Q.太陽光発電を導入した効果はいかがでしたか?
設置から4ヶ月ですが、現時点で200万円分の電気代削減効果を得ることができています。電気料金が高騰する中、大幅な電気代削減効果のある太陽光発電設備を導入でき良かったと感じています。
また、停電時には蓄電池からの電気を事務所内の電源として活用できるので、BCP対策としても導入の意味があったと思います。
現在、別工場への設置も検討しています。より脱炭素化と電気代削減を進められるよう社内検討をしております。
小林課長様、インタビューへのご協力ありがとうございました。
弊社では、引き続き太陽光発電設備を初めとした省エネ・創エネに取り組んでまいります。これからも定期的に導入事例をご紹介させていただきますので、ご一読いただければと存じます。
最後までお読みいただきありがとうございました。