省エネ・創エネ.com Produced by Hasegawa Electric Industries.

column

コラム

創エネ・再エネ
太陽光導入事例紹介 ~株式会社武井製作所様 第2期工事~

今回ご紹介するのは、弊社が太陽光発電設備を施工させていただいた 株式会社武井製作所様の導入事例です。
同社には2024年に 47.31kWの太陽光発電設備とEV充電器を導入いただき、日々の発電効果を高く評価していただいており、この度太陽光発電設備の増設をご依頼いただく運びとなりました。

1.工事概要

株式会社武井製作所様(2期工事)

お客様の業種製造業
所在地千葉県松戸市
設置場所工場の屋根上
プラン自家消費型
設置パネル容量58.14kW
パネルメーカーカナディアンソーラー
電気代削減額約118万円/年
CO2削減量14.8CO2・ton/年

2.増設の理由

今回の増設に至った背景には、第1期工事で導入した太陽光発電設備に高い満足をいただいたことがあります。発電量や運用面での効果を実感いただいたことで、今回取り組まれた建物全体の改修工事に合わせて、さらなる設備拡充をご検討いただきました。

今回設置した建物はもともとスレート屋根であったため、2024年時点では太陽光発電設備の設置を見送っていました。しかし、この度屋根を含めた建物全体の改修工事を実施されたことで、太陽光発電設備を新たに設置できる環境が整いました。改修工事の段階から太陽光発電設備設置のお話をいただいていたため、屋根形状は設置に適したハゼ式折板屋根を選定いただき、より安全で確実に設置できる屋根構造を弊社からご提案いたしました。

3.今回の工事の特徴

■ 既設設備を活かした配線ルートの工夫

今回の工事では太陽光パネルからキュービクルまでの配線に既設ハンドホールを活用しました。しかし内部には第1期工事のケーブルが多く収容されており、新たなスペース確保が難しい状況でした。そこで現地調査を行い、埋設されていた予備配管を有効活用して配線ルートを確保することにしました。その結果、追加の掘削工事を行わず、既存設備を最大限に生かした効率的な施工ができました。

さらに、新設した100kVAトランスからキュービクルまでの配線は、施工スペースが限られていたため慎重なルート選定が必要でした。周辺状況を細かく確認しながら、既設設備との干渉を避けつつ安全性と施工性を両立したルートを計画し、限られた条件下で安定した運用につながる配線を行うことができました。

■ トランス容量の見直しと勾配のある場所への設置

今回の太陽光発電設備の増設にあたり、発電容量の増加に合わせて受変電設備の見直しが必要となりました。本来であれば増設分として新たにトランスを追加するところですが、現場には十分なスペースがなく、追加設置は困難な状況でした。そこで、既設の50kVAトランスを撤去し、より大きな100kVAトランスへ入れ替えました。

さらに、トランスの設置場所は勾配のある地盤で、通常の架台では安全性が確保できませんでした。そのため、専用架台を使用し、現場で高さや水平を細かく調整しながら慎重に施工を進めました。

こうした工夫により、限られたスペースと地盤条件の中でも、安全で確実な受変電設備の更新を実現しました。

4.導入後の効果

太陽光発電設備の運転開始後は、自給率が約50%に達する時間帯も生まれ、発電した電力を有効に活用できるようになりました。これにより購入電力量の削減が進み、電気料金の高騰対策としても大きな効果を発揮しています。また、再生可能エネルギーの利用拡大により CO₂排出量の削減 にも貢献しており、環境面・経済面の双方でメリットを感じていただいています。

5.まとめ

今回の増設工事は、始めに導入した太陽光発電設備の効果を高く評価いただいたことがきっかけとなります。今回も武井社長より、「実際に導入して良かったから、さらに増設したい(第3期工事)」というお声をいただけたことは、私たちにとっても大きな励みになりました。

弊社では、建物の状況や設備容量、将来的な拡張まで見据えながら、最適な太陽光発電設備を丁寧にご提案させていただきます。今後もエネルギーサービス業のパイオニアとしてお客様の事業に寄り添いながら、再生可能エネルギーの活用をしっかりサポートしてまいります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

一覧ページへ戻る