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企業における脱炭素化への取り組みが求められる中、再生可能エネルギーの導入や電力コスト上昇への対策として、自家消費型太陽光発電設備への関心が高まっています。
今回は、オリヱント化学工業株式会社 新潟事業所様にて太陽光発電設備を導入された事例をご紹介いたします。
設備概要
| お客様名 | オリヱント化学工業株式会社 新潟事業所 |
| 所在地 | 新潟県北蒲原郡聖籠町 |
| 設置場所 | 工場屋根上 |
| 導入方法 | PPA方式・自家消費型太陽光発電 |
| 太陽光パネル容量 | 261.6㎾ |
| 予想年間自家消費量 | 244,705.9kWh |
| 予想CO2年間削減量 | 107.2t-CO2 |

太陽光パネル敷設の様子
オリヱント化学工業株式会社 新潟事業所様では、建物屋根を活用し、PPA(第三者所有)方式による自家消費型太陽光発電設備を導入しました。
今回のPPA事業者は、地元新潟のSailar Energy株式会社です。PPA方式を活用することで、需要家であるオリヱント化学工業株式会社様が太陽光発電設備の初期投資を負担することなく、再生可能エネルギーを活用できる仕組みとなっています。
設備導入のきっかけと長谷川電気工業所を選んでいただいた理由
今回、オリヱント化学工業株式会社 新潟事業所のご担当者様にお話を伺いました。
①太陽光発電設備を導入したきっかけ
企業として温室効果ガス排出量の削減が求められる中、再生可能エネルギーを活用することで、事業活動に伴う環境負荷を低減することが重要だと考え、太陽光発電設備の導入を検討されました。
また、電力コストの上昇への対応も導入を検討された理由の一つです。「PPA方式」を採用することで、設備導入時の初期費用をかけることなく太陽光発電設備を導入できる点に魅力を感じていただきました。
②長谷川電気工業所を選んでいただいた理由
事業所の新規建設当時から数十年にわたり電気工事を担当させていただいており、施設や設備の状況を把握していることに加え、これまでの実績で築いてきた信頼関係を高く評価していただきました。
また、太陽光発電設備は設置して終わりではなく、その後も長期間使用していく設備です。
そのため、設備導入後の保守や万が一の不具合発生時にも迅速な対応が期待でき、長期的に安心して任せられる事業者であることも、弊社を選んでいただいた理由の一つとなりました。
工事でのポイント
今回の施工において技術的課題となったのは、パワーコンディショナ(PCS)およびダウントランスの設置場所が分散していたため、複数の建物をまたぐ長距離の配管・配線が必要となりました。
施工計画の策定にあたっては、電気設備ご担当者様と綿密な事前協議を重ね、現場の動線や電気的特性、および将来の耐候性・耐食性を考慮した最適な配管ルートの選定と材料仕様のすり合わせを行いました。
特に、建物間の渡り配管における支持方法や支持ブラケットの耐荷重、引き込み部の防水対策については、ご担当者様のご指導も仰ぐことで、施工性(作業効率および安全性)の向上と、竣工後のメンテナンスにおける点検・保守のしやすさを両立させることができました。
また、太陽光発電設備の施工と同じ時期に、設置場所となる建物では別事業者様による屋根修復工事が行われていました。そこで、お客様・屋根工事事業者様・弊社で協議を重ね、それぞれの工事工程を調整しました。各事業者が個別に工事を進めるのではなく、工程を相互に確認・調整することで、屋根工事の期間短縮と太陽光パネル設置工事の早期着工につなげることができました。
設備そのものの設計・施工だけでなく、お客様や他事業者様との調整を含めて現場全体を円滑に進めたことが、今回の工事における重要なポイントとなりました。
導入によって期待される効果
今回導入した太陽光発電設備について、年間予想発電量は約264,461kWh。このうち約244,706kWh(約92.5%)を自家消費する見込みです。
また、太陽光発電によるCO2排出削減量は、年間約107.2t-CO2と試算しています。
まとめ
今回、オリヱント化学工業株式会社様では、脱炭素化への取り組みや電力コストへの対応の一環として、PPA方式による自家消費型太陽光発電設備を導入しました。
工事においては長距離となる配管・配線ルートの検討、屋根修復工事を行う他事業者様との工程調整など、お客様の施設状況に合わせた施工を行いました。
太陽光発電設備は、建物の形状や電力使用状況、既存の電気設備などによって、適した設備容量や施工方法が異なります。
長谷川電気工業所では、これまでに培ってきた電気設備工事のノウハウを活かし、現地調査から設計・施工、導入後の保守まで一貫して対応しています。
太陽光発電設備の導入や既存設備への増設、電気設備とあわせた省エネ・脱炭素化をご検討の際は、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。