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近年、電気料金の高騰や脱炭素経営への取り組みが求められる中、多くの企業が太陽光発電設備の導入を検討されています。
このたび長谷川電気工業所では、株式会社ゴーシューホールディングス様へ太陽光発電設備を導入いたしました。本記事では、導入の背景や施工時の工夫、導入によって期待される効果についてご紹介します。
1.工事概要
| お客様名 | 株式会社ゴーシューホールディングス |
| 所在地 | 滋賀県湖南市 |
| 業種 | 製造業 |
| 導入方法 | PPA |
| 設置場所 | 工場の屋根上 |
| パネル容量 | 373.07kW |
| PCS容量 | 300㎾ |
今回の工事では、導入方法には「PPA(電力販売契約)方式」を採用しています。
PPA方式は、お客様が設備を所有するのではなく、PPA事業者が設備を設置・所有し、発電した電力をお客様へ販売する仕組みです。初期投資を抑えながら再生可能エネルギーを導入できることから、近年注目されている導入方法の一つです。
2.導入の背景・導入方法
今回の導入のきっかけは、以前弊社が施工した株式会社駒月甲賀工場様での太陽光発電設備導入実績でした。導入後の節電効果をご評価いただき、「グループ会社でも同様の取り組みを進めたい」とのお声をいただいたことから、本プロジェクトがスタートしました。
導入方法について、お客様の電力使用状況や関西電力エリアの電力事情を踏まえ、より経済的な運用方法を検討した結果、自家消費と余剰売電を組み合わせたPPA方式をご提案しました。自家消費による購入電力量の削減に加え、余剰電力をPPA業者が売電することお客様が購入する電力単価を下げることが可能となり、お客様にとってメリットのある提案内容となりました。
3.今回の工事の特徴・施工時の工夫
①安全性をさらに高めた設備構成
本工事では、主任技術者からの要望を受け、ダウントランス内へブレーカーを追加設置しました。法令上は設置義務のない設備ですが、万が一の緊急時にはトランス側からも設備を停止できる構成とすることで、安全性をさらに高めています。
設備は長期間使用するもですので、法令で求められる基準だけでなく、お客様が安心して運用できる設備づくりを大切にしています。
②埋設配管工事への配慮
埋設配管工事では、既設埋設物との干渉が想定されたため、試掘(手掘り)を行い、埋設物を一つひとつ確認しながら慎重に施工しました。また、今回の配管埋設後にはオレンジ色の埋設標識シートを設置しています。この標識シートは、将来掘削工事を行う際に配管位置を知らせる役割を持ち、誤って配管を損傷させるリスクを低減します。
完成後には見えなくなる部分ですが、将来の維持管理まで見据えた施工を行っています。
4.導入によって期待される効果
今回の太陽光発電設備導入によって期待される効果は以下の通りです。
| 想定自家消費量 | 326,779.6kWh |
| 想定自給率 | 78.2% |
| 想定CO2削減量 | 137.2t-CO2/年 |
このように、電気料金の削減および、再生可能エネルギーの活用による脱炭素経営の推進が期待されています。
また、今回採用した「自家消費+余剰売電」のPPA方式は、初期投資を必要とせず太陽光発電設備を導入できる提案であることも大きな特徴です。設備導入時の費用負担を抑えながら、電気料金削減と環境負荷低減を両立できる導入方法として、お客様のニーズに合わせたご提案を行いました。
5.まとめ
太陽光発電設備の導入方法は、お客様の電力使用状況や設備条件、投資計画によって最適な形が異なります。今回のような「自家消費+余剰売電」のPPA方式も、その選択肢の一つです。
長谷川電気工業所では、太陽光発電設備の提案において自己投資による導入だけでなく、PPAによる検討や補助金の活用など、お客様ごとの状況に応じた最適なご提案を行っています。
これからも、設備の設計・施工だけでなく、導入方法も含めたトータルなご提案を通じて、お客様の電気料金削減と脱炭素経営の実現をサポートしてまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました。